1 動くデータをつくる



Routeのなかの練習フォルダの中に、1.csvというファイルができたので、メモ帳で開いてみると、

Train.Folder 113_6,,
Structure.Rail(0) Ballast.csv,,
Structure.Ground(0). Grass.csv,,
Texture.Background(0) Bg_Fine.bmp,,
0,Track .Sta A; 1.0000; 1.0005; 0; -1; 0; 0; 0;; 5; 100;,.Stop 1
2000,Track .Sta B; 1.0200; 1.0205; 0; -1; 0; 0; 0;; 5; 100;,.Stop 1

このようになっています。ちなみに赤字で示した部分は、今回覚える部分です。
2.3・4行目はのちに学習します。
csvはカンマで列を区切っています。

まず、
Train.Folder 113_6 を見ていきましょう。
Train.Folder は、運転する車両を決める構文です。
日本語でいうと、

運転する車両のフォルダは 113_6

という意味になります。113_6の部分をTrainフォルダの中のフォルダに 書き換える
ことにより、運転する車両を変えることができます。
次に、Track .Sta A; 1.0000; 1.0005; 0; -1; 0; 0; 0;; 5; 100; を見ていきましょう。
Track .Staは駅を設置する構文です。


Track .Sta 駅の名前; 到着時刻; 出発時刻; 停車駅通過防止警報の有無;
開くドアの向き; 進路の構成; 保安装置; 到着放送ファイル名; 最短停車時間;
乗車率; 発車ベルファイル名 を設定することで駅を設置できます


到着時刻をPとすると通過となります。
停車駅通過防止警報の有無は、0にした場合なしとなり、1とした場合鳴動します。
開くドアの向きは、-1が左、1が右、0にすると、ドアは開きません。
保安装置は0とした場合はATSで、1とした場合はATCとなります。
最短停車時間の単位は秒です。
乗車率は、0から250にしてください。
到着放送、発車ベルを鳴らさない場合は、省略していいです。

これで、Track .Sta A; 1.0000; 1.0005; 0; -1; 0; 0; 0;; 5; 100; の意味が分かったと
思います。

最後に、Stop 1 を見ていきましょう。
Stop は停止位置を決める構文です。これがないと駅があると認識できません。

Track .Stop 列車停 止位置目標の設置方向 を設定することで停止位置を設置
できます。

列車停止位置目標の設置方向は、-1が左、1が右です、0は設置しません。

BVEで左にするときは、- になると考えるといいです。












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