1 面を作って色を付ける



 
ここでは面を作って色を塗る基本的なことを教えます。オブジェクト作成はかなり簡単なのですぐにわかると思います。
ほとんどのオブジェクトは面を組み合わせて出来ています。
練習ファイルの 1.csv を開くと次のようになります。練習ファイルは、bve\object\練習 にあります。

CreateMeshBuilder      ←これは初めに絶対書く
AddVertex,0,0,0
AddVertex,0,6,0
AddVertex,-8,6,0
AddVertex,-8,0,0
AddFace2,0,1,2,3
GenerateNormals       ←これも絶対書く
SetColor,255,50,40,100

CreateMeshBuilder      ←これは新しい面を作る時に書く  
AddVertex,0,0,6
AddVertex,0,6,6
AddVertex,0,6,0
AddVertex,0,0,0
AddFace2,0,1,2,3
GenerateNormals       ←これもAddFaceまたは AddFace2のあとに絶対書く
SetColor,255,50,40,

まず、面を作るときには、CreateMeshBuilder を最初に書きます。

次はAddVertexの説明です。
面は、図形の形をしています。図形には頂点がありますよね。BVEでは、頂点を線で結ぶようにして面を作ります。
AddVertexは頂点を作る構文です。頂点の作り方を教えます。
その前に、予備知識として、3次元座標を覚えてもらいます。まず、

X座標 は真横に右に何メートル進むかです。
Y座標 は上に何メートル進むかです。
Z座標 は奥に何メートル進むかです。(奥行き)
例として、 (2,6,3) の場合は、0を基準に、右に2メートル、上に6メートル、奥に3メートルです。
また、 (-2,-6,-3) のときは、左に2メートル、下に6メートル、手前に3メートルと、逆になります。

ここからが本番です。頂点の指定の仕方は、

AddVertex,X座標,Y座 標,Z座標

で指定できます。指定した順番に、上から0,1,2,3・・・と頂点番号が定められます。後で使います。
路線データに比べるとややこしくないと思います。

今度は、線を引いてちゃんとした面にします。
AddFace構文を使って線を引きます。説明します。

AddFace,頂点番号,,,

これで面になります。時計回りで指定してください。
AddFaceをAddFace2にすると、両面に作られます。慣れないうちは、そうしたほうがいいでしょう。





頂点指定のイメージ↑ 右側が奥行き

こんどは、色の指定です。これは簡単です。

SetColor,R,B,G,透明度

これだけです。

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